ROBOBO’s 読書記録

読んだ本の感想です。

2024-01-01から1年間の記事一覧

橋爪大三郎『面白くて眠れなくなる社会学』_感想

面白くて眠れなくなる社会学 作者:橋爪大三郎 PHP研究所 Amazon 学校では習わない社会学という学問 本書の題名が「面白くて眠れなくなる社会学」となっているので、少し誤解を招きそうですが、英語のタイトルは「Sociology For Young Adults」でこちらの方が…

鷲田清一『わかりやすいは わかりにくい?臨床哲学講座』_感想

わかりやすいはわかりにくい? 臨床哲学講座 (ちくま新書 832) 作者:鷲田 清一 筑摩書房 Amazon よくわからないことを少しずつ考えてみる 著者は臨床哲学として、対話の中から人々と一緒に考えていく哲学の第一人者。著者の書籍はどれも読みやすく、面白いと…

千葉雅也『勉強の哲学 来たるべきバカのために』_感想

勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版 (文春文庫) 作者:千葉 雅也 文藝春秋 Amazon 来たるべきバカとは何ぞや 新年早々、衝撃的なニュースが続きます。自分にできることは何だろうな、と考えてみて、やはり相変わらずの日常を送ることなのだろうかと思…