ROBOBO’s 読書記録

読んだ本の感想です。

読書

稲垣栄洋『弱者の戦略』_感想

弱者の戦略(新潮選書) 作者:稲垣 栄洋 新潮社 Amazon 生きることは残酷だ 9月も下旬になったのに、まだ蝉の声が聞こえて、庭に黄色スズメバチがやってくる季節になりました。この夏は、なんだか長かった、かつ体調を崩したこともあってメンタル面でもちょ…

川嶋 朗『ボケたくなければカレーを食べなさい』_感想

ボケたくなければカレーを食べなさい 医者が教える「カレーが健康によい理由」 (Y’s BOOKS) 作者:川嶋 朗 メトロポリタンプレス Amazon 今夜はカレーかな 最近、体調を壊すことが続いたからか、単に歳をとってきたからか分かりませんが、健康に関する本を定…

ロジェ・マルタン・デュ・ガール『チボー家の人々①灰色のノート』_感想

チボー家の人々 1 灰色のノート (白水Uブックス 38) 作者:ロジェ・マルタン・デュ・ガール 白水社 Amazon 触発されて手を出してみた 文学作品を読もうと思うなんて、何年ぶりでしょうか。きっかけは先日読んだ「読書会という幸福」という書籍なのですが、本…

池田清彦他『親ガチャという病』_感想

親ガチャという病 (宝島社新書) 作者:池田清彦,中島義道,和田秀樹,室井佑月,森達也,香山リカ,土井隆義 宝島社 Amazon 親ガチャという病 親ガチャというと、どこか諦めモードな響きがありますよね。本書では7人の識者が、それぞれの立場から見た令和の日本に…

向井 和美『読書会という幸福』_感想

読書会という幸福 (岩波新書 新赤版 1932) 作者:向井 和美 岩波書店 Amazon 未知の世界の「読書会」 著者は翻訳家であり、とある学校の図書館司書をされている根っからの本好きの女性です。文章の書きぶりから受ける印象は、サバサバとしたオバさま、という…

竹内 薫『怖くて眠れなくなる科学』_感想

怖くて眠れなくなる科学 [ 竹内薫 ]価格: 1430 円楽天で詳細を見る 気軽に触れる科学 眠れなくはなりませんし、そんなに怖くもありません。逆に、気軽な読み物として、頭を使いすぎることもないので睡眠前のベッドのお供にちょうど良い本です。 書かれたのが…

佐々木正人『知性はどこに生まれるか ダーウィンとアフォーダンス』_感想

知性はどこに生まれるか―ダーウィンとアフォーダンス (講談社現代新書JEUNESSE) 作者:佐々木 正人 講談社 Amazon アフォーダンスとは アフォーダンスは英語のアフォード(与える、提供する)から生まれた造語で、「環境が生物に提供するもの、用意したり備え…

古川武士『理想の人生をつくる習慣化大全』_感想

理想の人生をつくる習慣化大全 作者:古川武士 ディスカヴァー・トゥエンティワン Amazon 習慣化の力 習慣化コンサルティングという分野があることを初めて知りましたが、なるほど、生きていく活動の8割くらいは、ほぼ習慣のなせる業だということに気が付いて…

大塚雄介『いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン』_感想

いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン 作者:大塚 雄介 ディスカヴァー・トゥエンティワン Amazon 本当にいまさらですげど 2017年執筆の書籍なので、本当にいまさら感がありますが、仮想通貨と全く縁のない生活をしてきた私のような人にとっては…

廣中直行・遠藤智樹『「ヤミツキ」の力』_感想

「ヤミツキ」の力 (光文社新書) 作者:廣中 直行,遠藤 智樹 光文社 Amazon ハマる幸せ! 「やみつき」とは、もともと病んで床につく重症の病気状態を表す言葉だそうですが、現代で「ヤミツキ」と言えば、何かに夢中になって毎日繰り返してしまうようなハマる…

上岡正明『自分のやりたいことを全部高速でかなえるメソッド 高速仕事術』_感想

自分のやりたいことを全部最速でかなえるメソッド 高速仕事術 作者:上岡 正明 アスコム Amazon インプット過多な私たち いわゆる仕事のノウハウ本だと思って読み始めましたが、著者が伝えたいことは本当にシンプルで、おそらくどんな職業の方も納得して実践…

石黒 浩『ロボットと人間 人とは何か』_感想

ロボットと人間 人とは何か (岩波新書 新赤版 1901) 作者:石黒 浩 岩波書店 Amazon ロボット研究を通して人間を知る 著者は、自身をモデルにしたアンドロイドを製作したことで一躍有名になられた方です。ロボット研究の世界的第一人者ですね。本書を読むと、…

ロイ・メドヴェージェフ『プーチンの謎』_感想

プーチンの謎 作者:ロイ メドヴェージェフ 現代思潮新社 Amazon 政治の表舞台に突然現れた小役人 本書は、プーチン大統領が首相を経て、大統領代行となり、前任者のエリツィンから正式に大統領に任命されるまでの1999年から2000年の間に、ロシアのマスコミが…

松原隆彦『文系でもよくわかる 世界の仕組みを物理学で知る』_感想

文系でもよくわかる 世界の仕組みを物理学で知る 作者:松原 隆彦 山と溪谷社 Amazon 面白い!わかりやすい! 物理学を知っていると、見える景色が変わり、世界が変わる。 そんな前書きから始まる本書は、物理とは高校生以来、まったく関わりのない生活をして…

安藤広大『リーダーの仮面「いちプレーヤー」から「マネージャー」に頭を切り替える思考法』_感想

リーダーの仮面――「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法 作者:安藤 広大 ダイヤモンド社 Amazon 仕事では「仮面」をかぶる 仕事上のリーダー的ポジションに昇進して間もない人向けに書かれていますが、内容は非常に納得、腹落ちするこ…

山本康正『スタートアップとテクノロジーの世界地図』_感想

スタートアップとテクノロジーの世界地図 作者:山本 康正 ダイヤモンド社 Amazon まさに今、知っておくべき世界地図! なにげなく手に取って、読むというよりは眺める感じで読み始めた本書ですが、その内容はとても濃くて有用でした。まさに、今、知っておく…

山竹伸二『ひとはなぜ「認められたいのか」ー承認不安を生きる知恵』_感想

ひとはなぜ「認められたい」のか ──承認不安を生きる知恵 (ちくま新書) 作者:山竹伸二 筑摩書房 Amazon 自由という不自由 自由に生きられるはずなのにかえって自由に行動できない現代社会。何者になってもいいという「自由」が与えられれば与えられるほど「…

橋本之克『世界最前線の研究でわかる!スゴい!行動経済学』_感想

世界最前線の研究でわかる! スゴい! 行動経済学 作者:橋本 之克 総合法令出版 Amazon 自分で最適の選択をしているつもりだったんだけど 本書は、「行動経済学」という「心理学」と「経済学」を合わせた比較的新しい学問について、身近な例をもとに分かりやす…

玉樹真一郎『「ついやってしまう」体験の作り方 人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ』_感想

「ついやってしまう」体験のつくりかた――人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ 作者:玉樹 真一郎 ダイヤモンド社 Amazon そっか、ゲームの面白さってこういうことね 著者は任天堂でWiiの企画開発に関わった方で、人はなぜゲームに夢中になってしまうのか…

片山俊大『秒速でわかる!宇宙ビジネス』_感想

超速でわかる!宇宙ビジネス 作者:片山 俊大 すばる舎 Amazon サクッと読める宇宙ビジネスのあれこれ 昨今の宇宙を取り巻く状況がイラスト入りでわかりやすく書かれた良書です。 多分、1時間ほどでサクサクと読めますね。 昨年末にゾゾタウン創始者の前澤氏…

西岡壱誠・中山芳一『東大メンタル「ドラゴン桜」に学ぶやりたくないことでも結果を出す技術』_感想

東大メンタル 「ドラゴン桜」に学ぶ やりたくないことでも結果を出す技術 作者:西岡 壱誠,中山 芳一 日経BP Amazon マインドを変えれば、地頭力も上がる!偏差値35から東大合格して、『ドラゴン桜2』の編集担当になった僕が、東大生に学んだメンタル・テクニ…

ケヴィン・ケリー『5000日後の世界 すべてがAIと接続された「ミラーワールド」が訪れる』_感想

5000日後の世界 すべてがAIと接続された「ミラーワールド」が訪れる(世界の知性シリーズ) (PHP新書) 作者:ケヴィン・ケリー PHP研究所 Amazon 「ビジョナリー(予見者)」。本書の著者、ケヴィン・ケリーはしばしばこう称される。テック文化を牽引する雑誌・米…

ティエン・ツォ著『サブスクリプション「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル』_感想

サブスクリプション――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル 作者:ティエン・ツォ,ゲイブ・ワイザート ダイヤモンド社 Amazon モノが売れず、すべてがサービスとして提供される時代には、顧客との長期的なリレーションシップが成長の鍵となる。 …

デイヴィッド・イーグルマン『あなたの知らない脳 意識は傍観者である』_感想

あなたの知らない脳 意識は傍観者である (ハヤカワ文庫NF) 作者:デイヴィッド イーグルマン 早川書房 Amazon 私たちの行動をコントロールしているのは「自分の意識」ではなかった! 例えば衝突の危険をはっきり認識する前に、足は車のブレーキを踏んでいる。…

岡嶋 裕史『メタバースとは何か~ネット上の「もう一つの世界」~』_感想

メタバースとは何か~ネット上の「もう一つの世界」~ (光文社新書) 作者:岡嶋 裕史 光文社 Amazon フェイスブック社が社名を「Meta」に変更すると発表した。「Meta」とは「Metaverse=メタバース」の「Meta」である。では「メタバース」とは何か? ITに関す…

松尾 豊『人工知能は人間を超えるか』_感想

人工知能は人間を超えるか (角川EPUB選書) 作者:松尾 豊 KADOKAWA Amazon グーグルやフェイスブックが開発にしのぎを削る人工知能。日本トップクラスの研究者の一人である著者が、最新技術「ディープラーニング」とこれまでの知的格闘を解きほぐし、知能…

橘玲『無理ゲー社会』_感想

無理ゲー社会(小学館新書) 作者:橘玲 小学館 Amazon きらびやかな世界のなかで、「社会的・経済的に成功し、評判と性愛を獲得する」という困難なゲーム(無理ゲー)をたった一人で攻略しなければならない。これが「自分らしく生きる」リベラルな社会のルー…

リンダ・グラットン他『ライフシフト‐100年時代の人生戦略』_感想

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略 作者:リンダ・グラットン,アンドリュー・スコット 東洋経済新報社 Amazon 長ーい人生を生きるために 2016年に発刊されて以来ベストセラーになっている書籍ですが、ようやくじっくりと読むこと…

淀川長治『映画の部屋』というわけで映画は、なんて話し上手なんでしょう。_感想

【中古】 淀川長治「映画の部屋」 というわけで映画は、なんて話し上手なんでしょう。 / 淀川 長治 / 徳間書店 [単行本]【メール便送料無料】【あす楽対応】価格: 534 円楽天で詳細を見る とにかく映画が観たくなる 淀川長治さんをご存じない若い方もおられ…

山極寿一『ゴリラからの警告 人間社会ここがおかしい』_感想

ゴリラからの警告「人間社会、ここがおかしい」 (毎日新聞出版) 作者:山極 寿一 毎日新聞出版(インプレス) Amazon 人間も自然の一部 著者はゴリラ研究の第1人者で、京都大学の総長をされていました。 ゴリラやチンパンジーなどの類人猿と人間の共通点や違…